Q1:希釈した次亜塩素酸ナトリウム消毒液は、どれくらい保管できますか?
A1:保管は推奨されず、原則として「その日のうちに使い切る」のが鉄則です。希釈液は光や温度によって速やかに塩素が抜け、24時間後には有効濃度が大幅に低下します。日光の当たらない冷暗所に置いた場合でも、翌日には新しい液を作り直してください。
Q2:アルコール消毒液ではノロウイルスに効かないというのは本当ですか?
A2:一般的な消毒用エタノールは、脂質の膜(エンベロープ)を持たないノロウイルスに対して効果が限定的です。酸性化して殺菌力を高めた特殊なアルコール製剤も登場していますが、嘔吐物や便の直接処理においては、厚生労働省も確実にウイルスを破壊できる次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)の使用を第一推奨としています。
Q3:プラスチックのスプレー容器に詰め替えて吹きかけてもいいですか?
A3:絶対に吹きかけてはいけません。トリガーを引くことで液滴がエアロゾル化し、吸入による気管支・肺の損傷や、跳ね返りによる目への混入事故が多発しています。消毒を行う際は、ペーパータオルや使い捨て布に液を染み込ませ、対象物を「一方向に静かに拭く」のが正しい運用手順です。