すっぽんの攻撃性は一般的な淡水ガメとは一線を画しています。すっぽん 噛む力 危険性は非常に高く、成体の顎の圧力は人間の指の骨を圧迫骨折・切断に至らせるほどの破壊力を持っています。顎の縁は刃物のように鋭利な角質で覆われており、一度獲物を捕らえるとテコの原理で強力に締め付けます。
さらに警戒すべきは首の可動域の広さです。甲羅の半分以上の長さを誇る首を瞬時に反転させることができるため、「甲羅の後ろ側を持っているから安全」という油断は禁物です。横や後ろからでも電光石火のスピードで噛みついてきます。
古くから「すっぽんに噛みつかれたら雷が鳴っても離さない」という俗説がありますが、無理に引っ張ると皮膚が裂けて重傷化するため絶対にしてはいけません。万が一噛まれてしまった場合のすっぽん 噛まれた時の対処法は以下の通りです。
- 水中に静かに沈める:すっぽんを体ごと水場(川、バケツ、タライなど)に沈めます。すっぽんは水棲生物のため、水に入ると呼吸や逃走を優先し、自発的に口を開けて泳ぎ去ります。
- 陸上の場合は地面に置いて刺激を止める:水場がない場合は、無理に引き剥がそうと暴れず、地面に置いて人間側の動きを静止させます。外敵の抵抗がなくなったと判断すると口を緩める傾向があります。
- 傷口の即時消毒と医療機関受診:すっぽんの口腔内にはエロモナス菌やサルモネラ菌など多数の雑菌が存在します。口が外れた後は流水で傷口を徹底的に洗浄し、速やかに外科や皮膚科を受診してください。