漫画やアニメにおける能力バトルでは、数字を極端に引き上げる「倍率強化系」の能力は往々にしてインフレの火種となります。倍率があまりに高すぎると作者自身が戦闘描写の整合性を保つのが難しくなるためです。
モアモアの実は、劇場版クオリティの特番アニメだからこそ実現できた「ロマンと理不尽の極致」であり、以下の条件に照らし合わせることでその価値が再評価されます。
- 最強説を推すに値する要素:初見殺しの超高速強襲、軍艦や拠点を単騎で消滅させる圧倒的な兵器効率、直感的な破壊力のわかりやすさ。
- 最強とは呼べない限界点:覇気の練度差による相殺、使用者の肉体スペックへの極端な依存、防御面における特筆すべきアドバンテージの少なさ。
結論として、モアモアの実は「使い手の基礎身体能力と覇気が頂点にあれば最強格になり得るが、能力単体で四皇や海軍大将の座に君臨できるほど万能ではない」という、絶妙なバランスに位置づけられています。