「同じEカップなのに、なぜ友人は大きく見えて自分は小さく見えるのか?」という疑問の背景には、主に3つの解剖学的要因が存在します。
第1の要因は、アンダーバストが見た目に与える影響です。バストの突出感は、土台となる胴体の細さとの比率(コントラスト)によって決まります。アンダー65cmの女性のトップが85cm(65E)の場合、胴体に対して前方への突き出しが大きくなるため非常に豊満に見えます。一方、アンダー75cmの女性のトップが95cm(75E)の場合、胸の体積自体は大きいものの、横幅に分散されるため、正面から見た際の「突出の鋭さ」は控えめに映ります。
第2の要因は、トップとアンダーの差だけでは捉えきれない「バージスライン(底面積)の広さ」です。同じ脂肪量でも、底面積が広く高さのない「お皿型」のバストは、正面から見ると胸全体に脂肪が薄く広がってしまい、服の上から小さく見えがちです。対して底面積が狭く高さのある「お椀型・半球型」のバストは、脂肪が前方に集中するため、数値以上のボリュームに見えます。
第3の要因は、小さく見える原因と真相として最も多い「胸の離れ・下垂・削げ」です。肋骨の形状によってバストトップが外側を向いていたり(離れ胸)、上胸(デコルテ部分)の脂肪が薄く削げている場合、正面からの立体感が失われ、ブラを外した際やゆったりした服を着た際に小さく評価されてしまう構造的理由となります。