二人の深い絆の原点は、2006年の単発ドラマおよび2007年の連続ドラマ『探偵学園Q』(日本テレビ系)での共演に遡ります。当時、天才子役としてすでに名を馳せていた神木隆之介(キュウ役)と志田未来(メグ役)は、過酷な撮影現場を共に駆け抜ける中で意気投合。志田未来が後年のインタビューで「撮影の合間によく神木くんと些細なことでケンカをして、すぐに仲直りしていた」と語る通り、思春期の多感な時期をプロの役者同士として共有しました。
さらに二人は、芸能人が多く通う名門・堀越高等学校(トレイトコース)の同級生でもありました。同級生には山田涼介、知念侑李、中島裕翔、野村周平らが顔を揃え、後に「堀越の華の77期生(奇跡の世代)」と呼ばれる伝説のクラスです。高校生活においても二人は仕事と学業の両立という過酷な環境を分かち合い、互いに気兼ねなく相談できる環境が強固に築かれました。
2010年公開のスタジオジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』では、志田未来が小人の少女・アリエッティ役、神木隆之介が心臓を患う人間の少年・翔役として声優で再タッグを組みました。公開当時の完成披露試写会や記者会見でも、神木が「志田さんは昔から知っているからこそ、隣にいるだけで安心感がある」と述べ、志田も「神木くんの声を聞きながら安心して演じられた」と振り返るなど、阿吽の呼吸を見せていました。