山寺宏一の代表キャラ一覧と演じ分けの凄み!兼役と経歴の全貌

山寺宏一の代表キャラ一覧と演じ分けの凄み!兼役と経歴の全貌

山寺宏一の代表キャラ一覧と演じ分けの凄み!兼役と経歴の全貌に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

アニメ業界において「山寺宏一の凄さ」をもっとも象徴するエピソードとして挙げられるのが、国民的長寿番組『それいけ!アンパンマン』における驚異的な兼役(1人複数役)です。

同作において山寺宏一は、開始当初からめいけんチーズ、カバおくん、かまめしどんのメイン3役を担当。さらに「すなおとこ」「アイスマハラジャ」「カッパのカピー」など、数多くのゲストキャラクターやサブキャラクターを兼任してきました。2019年には、体調不良のため勇退した故・増岡弘氏からジャムおじさん役を正式に引き継ぎ、レギュラーだけでも極めて重要な役柄を1人で担っています。

スタジオ収録では、ジャムおじさんの温厚なバリトンボイスを発した直後に、めいけんチーズの咆哮を上げ、次のカットではかまめしどんの甲高い東北弁混じりの歌声を響かせるという離れ業が日常茶飯事として行われています。マイクの前に立ち、ノイズを一切立てずに瞬時に声帯のテンションと呼吸法を切り替えるそのマイクワークは、共演する若手声優や音響スタッフを驚嘆させ続けています。

項目詳細・代表キャラクター一般的な声優業界の基準編集部の見解・評価『アンパンマン』兼役実績チーズ、カバお、かまめしどん、ジャムおじさん等(1話内で最大6〜7役以上)メインキャラは1人1役、兼役はガヤや端役1〜2役が通例テンポを崩さず声質・人格を完全に分離させる現場対応力は世界最高峰。ディズニー公認キャラクタージーニー、ドナルドダック、野獣、スティッチ、ムーシュー等(15役以上)役ごとに厳格なオーディションを行い、単一フィックスが原則本国ディズニーの厳しいキャラクター造形基準を1人で多数クリアする特異な存在。洋画吹き替え専属スターエディ・マーフィ、ジム・キャリー、ロビン・ウィリアムズ、ブラッド・ピット等特定のハリウッド俳優につき1名の専属(フィックス)が割り当てられる俳優ごとに異なる肉体性やリップシンク、呼吸のリズムを完璧にシンクロさせる技術力。レジェンド役の後継・継承銭形警部(納谷悟朗氏)、ジャムおじさん(増岡弘氏)、古代進(富山敬氏)等大御所の持ち役引き継ぎはファン・業界からの重圧が大きく極めて稀先代の魂を尊重しつつ、単なる物真似に終わらない独自の血肉を通わせる継承力。
山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。