カリスマを失った宗教組織が直面するのは、信者の求心力低下と次世代への継承問題です。ネット掲示板やSNS、知恵袋などに寄せられる信者・元信者のリアルな声からは、教団が抱える深刻な内情が浮かび上がってきます。
ネット上のコミュニティでは、「総裁の新しい霊言が聞けなくなり、過去の説法テープを聞くだけの日々に張り合いを失った」「毎月のように課されていた高額な布施や祈願のノルマに疑問を持ち、退会を決意した」といった投稿が目立ちます。一方で、高齢の古参信者を中心に「紫央総裁補佐を守り、教えを次代に残すことが信仰の証」と結束を強める動きもあり、組織の先鋭化と縮小均衡が同時に進行しています。
特に打撃となっているのが、教団の代名詞でもあった「霊言(著名人や神仏の霊を降ろして語らせるパフォーマンス)」の新刊供給が途絶えたことです。年間数十冊から百冊以上出版されていたペースは激減し、一般書店での平積み展開も激減しました。出版ビジネスと布教活動が密接に結合していた収益モデルは、根本的な再構築を迫られています。