享栄高校の転換点となったのは、2014年の男女共学化とそれに続く大胆な学校改革です。男子校特有の荒削りなエネルギーが支配していたキャンパスは、女子生徒の入学とともに劇的な変貌を遂げました。
同校は時代が求めるニーズに応えるべく、学科の統廃合とコース再編を推進。現在では、難関・中堅大学への進学を目指す「特進コース」、基礎学力を固めながら多様な進路を目指す「総合コース」、実践的なスキルを磨く「商業科」「情報科」「機械科」など、生徒一人ひとりの適性に合わせた明確なカリキュラムが用意されています。
学校側も生徒指導体制を全面的に刷新し、トラブルの未然防止と礼儀作法の徹底に注力。昔の荒々しい姿を知る卒業生が現在の校舎を訪れると、「あまりの落ち着きと明るい雰囲気に驚いた」と口を揃えるほど、校内環境の浄化は目覚ましいスピードで完了しています。