過剰摂取には注意が必要な納豆ですが、適量を守れば並外れた健康増進効果を発揮します。その主役となるのが酵素成分の納豆ナットウキナーゼ効果です。
ナットウキナーゼには血栓を溶解し、血液循環をスムーズに保つ働きが認められています。ここで重要になるのが、納豆朝夜効果的な食べるタイミングの使い分けです。
心筋梗塞や脳梗塞などの血栓性疾患は、就寝中から早朝にかけての発症率が高い傾向にあります。そのため、血液サラサラ効果を狙うのであれば「夕食時」に食べるのが最も合理的です。一方で、良質なタンパク質による代謝スイッチのオンや、日中のエネルギー源補給、便通改善を目的とするなら「朝食時」の摂取が適しています。
なお、「納豆を加熱調理するとナットウキナーゼが完全に死滅する」という俗説がありますが、これは事実です。ナットウキナーゼは熱に弱く、70℃以上で急激に活性を失うため、酵素効果を期待する場合は加熱せず常温のまま食べるのが基本です。