『仮面ライダー電王』が子ども番組の枠組みを超え、幅広い大人のファン層やアニメファンを巻き込んで社会現象となった最大の原動力は、怪人イマジンたちに命を吹き込んだ超豪華声優陣の名演にありました。
主役イマジン・モモタロスの声を担当した関俊彦は、2026年現在も『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨役をはじめ、日本声優界の第一線で圧倒的なカリスマ性を放ち続けています。乱暴ながら人情味にあふれるモモタロスのキャラクター造形は、関俊彦の変幻自在な声のトーンと、スーツアクター・高岩成二との神がかったシンクロによって完成しました。
ウラタロス役の遊佐浩二、キンタロス役のてらそままさき、リュウタロス役の鈴村健一、デネブ役の大塚芳忠、ジーク役の三木眞一郎といった顔ぶれは、当時の声優界でもトップクラスの実力派であり、彼らのアドリブ合戦が現場の熱量を爆発させました。2026年現在も全員が声優界の巨頭として活躍しており、特撮イベント等で電王の話題が出るたびに深い愛着を語っています。
さらに、デンライナーの車内で絶妙な存在感を放ったオーナー役の石丸謙二郎は、名バイプレイヤーとして『世界の車窓から』のナレーションとともに精力的な俳優活動を継続。客室乗務員ナオミを演じた秋山莉奈は、元祖「美尻の女王」としての人気を経て結婚・出産を経験し、現在はママタレント・インフルエンサーとして同世代女性からの厚い支持を集めています。