直近に開催されたマドリードダービーは、まさに両雄の意地とプライドが正面衝突する死闘となりました。試合を動かしたのは後半、セットプレー崩れからレアル・マドリードのエデル・ミリトンが放った強烈なボレーシュート。守備のブロックを固めていたアトレティコの一瞬の隙を突き、アウェイの白い巨人が均衡を破りました。
しかし、要塞シビタス・メトロポリターノ(リヤド・エア・メトロポリターノ)に詰めかけた7万人を超える観衆の後押しを受けたコルチョネロス(アトレティコの愛称)は決して屈しませんでした。後半アディショナルタイム、途中出場のアンヘル・コレアが執念でディフェンスラインの裏へ抜け出し、劇的な同点ゴールをもぎ取って1-1のドロー決着。激闘のハイライトとして世界中に配信されたこの幕切れは、両クラブの執念の深さを象徴しています。
この結果、ラ・リーガ順位表と現在の勝敗状況において両者は首位FCバルセロナを猛追する位置をキープ。勝ち点を取りこぼせないプレッシャーのなかで勝ち点1を分け合う形となり、リーグタイトル奪還を狙う両軍にとって、精神的にも肉体的にも極めて削り合いの激しい結末となりました。