ライブ参戦者が最も気になるのが、ステージやアーティストがどのように視界に入るのかという「見え方」のリアルです。札幌ドームのコンサートキャパシティは、フルフラットのアリーナ席を含めたフルドームモードで最大約5万3,000人規模(ステージ設営時は4万人〜4万5,000人前後)を誇ります。
アリーナ席はステージと同じフロアに位置するため、前方ブロックであれば演者の表情や息遣いまで肉眼で捉えられる究極の「神席」となります。ただし、床面に段差がないため、後方ブロックになると前の人の身長やセンターステージの有無によってメインステージが遮られやすいという側面も持ち合わせています。
一方、札幌ドームのスタンド席の見え方には、野球専用スタジアムとは異なるすり鉢状のメリットがあります。スタンド前段(1列〜30列付近)は適度な高さから全体を一望でき、アリーナ後方よりも視界がクリアに抜けるため、ファンの間では「実質的な良席」として評価される場面も少なくありません。
注意したいのが、メインステージの真横に位置する「サイドスタンド席」です。演出用の大型スピーカーや照明タワーが視界に入り、メインビジョンの一部が隠れる「見切れ席」「注釈付き指定席」として販売されるエリアが存在します。こうした座席は距離自体はステージに近いものの、全体演出を把握しにくい特徴があります。