向井地美音がAKB48に加入した当時、一部のネット掲示板やSNSでは「元有名子役だから事務所のコネで合格したのではないか」「最初から運営の特別扱いがあったのではないか」といった根拠のない憶測が飛び交いました。しかし、一次資料や当時の関係者証言を精査すると、そうした噂は完全に事実無根であることが分かります。
15期生の仮研究生期間、向井地は他の同期メンバーと全く同じ条件で厳しいダンスレッスンを受け、ポジション争いに身を投じていました。当時の劇場支配人やスタッフ陣の手記によれば、彼女が元子役であったことは審査の合否には一切関係しておらず、むしろ「圧倒的な振り覚えの早さ」と「AKB48の全楽曲に対する膨大な知識量とリスペクト」こそが採用の決定打になったとされています。
また、ネット上で「子役時代の画像」として拡散されている写真の中には、別の子役タレントの画像が混同されて掲載されている事例が散見されます。公式に記録されている向井地美音の子役時代の姿は、前述の『アンフェア』の佐藤美央役や『利家とまつ』の初姫役であり、幼少期から目元の凛とした知的な顔立ちが完成されていたことが、公認のスチール写真や映像アーカイブから確認できます。