7月の2歳児製作で夢中になる秘密!七夕や夏祭り指導案の決定版

7月の2歳児製作で夢中になる秘密!七夕や夏祭り指導案の決定版

7月の2歳児製作で夢中になる秘密!七夕や夏祭り指導案の決定版の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

SNSや動画共有サイトの普及に伴い、保育製作においても「見栄えの良い完成品」や「映える壁面」が過剰にもてはやされる傾向が見られます。しかし、ここには保育の本質を見失わせる深刻な盲点が潜んでいます。

最大の誤解は、「大人があらかじめ用意したパーツを、指示された通りの位置に貼らせる作業」を製作と呼んでしまうことです。輪郭線の中にきれいに収まった目鼻や、整然と並んだ七夕飾りは、大人の目には美しく映るかもしれません。しかし、その過程で子どもの「ここに貼ってみたい」「もっと別の色を塗りたい」という自発的な衝動は完全に削ぎ落とされています。

保育所保育指針において、2歳児の表現活動は「感じたことや考えたことなどを自分なりに表現して楽しむ」ことが基本理念として掲げられています。目玉のシールが画用紙の端っこからはみ出ていても、色が混ざり合って黒っぽい塊になっていても、それこそが2歳の「今」にしか生み出せない尊い表現です。完成品の美しさを求めるあまり、保育士が手を添えて「ここだよ」と修正してしまう行為は、子どもの自己決定権と主体性を静かに奪っている事実に目を向けなければなりません。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。