Q1:ホームセンターで買えるアルミシートを窓に貼るのは、遮熱と断熱のどちらになりますか?
A1:主に太陽光を跳ね返す「遮熱」の役割を果たします。ただし、アルミ面を室内側に向けて貼ると室内の暖房熱を一定程度反射する効果もあります。注意点として、網入りガラスや複層ガラスに直接シートを密着させて貼ると、熱がガラス内部にこもって膨張し、ガラスが突然割れる「熱割れ現象」を引き起こす危険性があるため、製品の適合基準を必ず確認してください。
Q2:遮熱塗料を屋根に塗ると、冬場は寒くなってしまうというのは本当ですか?
A2:事実として、日射による屋根の温まりが抑えられるため、冬場に太陽熱の恩恵を受けにくくなる側面があります。特に日照時間が長く雪が降らない太平洋側の地域では、冬の昼間に屋根から入る自然熱が減ることで、室内の暖房負荷がわずかに増えるケースがあります。そのため、屋根の遮熱を行う際は、天井裏の断熱材を同時に補強して冬の暖気を逃がさない設計にすることが不可欠です。
Q3:費用を最も抑えつつ、体感効果を最大化できるリフォーム箇所はどこですか?
A3:既存の窓の内側にもう一つ窓を追加する「内窓(二重窓)の設置」です。壁や床を解体する大掛かりな断熱改修に比べて工期が短く、費用も1窓あたり数万〜十数万円程度に抑えられます。遮熱性能を持つLow-E複層ガラス仕様の内窓を選択すれば、夏の強烈な赤外線を防ぎつつ(遮熱)、冬の暖気の流出と結露を劇的に抑制(断熱)できるため、最も失敗のない選択肢となります。