融雪剤の正しい使い方|撒くタイミングと車・庭を壊すNg行動を徹底解説

融雪剤の正しい使い方|撒くタイミングと車・庭を壊すNg行動を徹底解説

融雪剤の正しい使い方|撒くタイミングと車・庭を壊すNg行動を徹底解説に関する最新のニュースをまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。

冬場に高速道路や幹線道路を走行すると、車体が白く粉を吹いたようになる現象を誰もが経験したことがあるはずです。これこそが管理会社(NEXCO各社など)が安全確保のために高密度で散布している融雪剤の結晶です。

高速道路で融雪剤が徹底散布される経緯には、高速走行時のスリップ死亡事故を未然に防ぐという重大な保安上の理由があります。しかしその代償として、走行中のタイヤが巻き上げた塩化カルシウム水溶液は、車両底部(マフラー、サスペンション、ブレーキ配管、フレーム結合部)の微細な隙間へ容赦なく侵入します。放置すればわずか数週間で赤サビが急速進行し、最悪の場合はマフラーの脱落やブレーキパイプの破損事故に直結します。

「高速道路を走ったら48時間以内に下回り洗浄を行う」――これがプロドライバーの間での絶対原則です。通常の門型洗車機に通すだけでなく、下回り高圧洗浄オプションを必ず付加するか、コイン洗車場の高圧ガンでシャシー裏やホイールハウス内を入念に真水で洗い流さなければなりません。

さらに見過ごせないのがコンクリートへの化学的・物理的攻撃性です。融雪剤がコンクリート内部の毛細管に浸透すると、水分が凍結・融解を繰り返す過程で膨張圧が働き、表面がボロボロと剥がれ落ちる「スケーリング現象」や微細クラック(ポップアウト)を誘発します。施工後1〜2年以内の未成熟なコンクリート土間やインターロッキングブロックには、塩化物系融雪剤を絶対に直接散布してはいけません。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。