食後に猛烈に眠いのは糖尿病のサイン?血糖値スパイクの真実と対策

食後に猛烈に眠いのは糖尿病のサイン?血糖値スパイクの真実と対策

食後に猛烈に眠いのは糖尿病のサイン?血糖値スパイクの真実と対策に関する主要な事実を分かりやすくまとめました。最新データをご覧ください。

健康診断の血液検査で問題がないからといって、安心することはできません。一般的な健診項目に含まれる「空腹時血糖値」は、前夜から絶食した最も血糖が下がっている状態を測定するため、食後の一時的な異常値を捉えることが原理的に不可能です。

また、過去1〜2ヶ月の血糖平均値を反映するヘモグロビンA1c基準値においても罠が存在します。基準値(NGSP値)で5.6%未満が正常とされますが、食後だけ一時的に跳ね上がり、その後急降下して空腹時は正常値に戻る「血糖値スパイク」の持ち主は、全体の平均値をとると正常範囲(5.6〜6.4%の糖尿病予備軍の自覚症状が出にくいゾーン、あるいはそれ以下)に隠れてしまうのです。これが、自覚のないまま動脈硬化を進行させる隠れ糖尿病の恐ろしい実態です。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価空腹時血糖値絶食時の血中ブドウ糖濃度正常値:100mg/dL未満
境界型:100〜109mg/dL
糖尿病型:126mg/dL以上早期のスパイク現象を検出するには不向き。正常値でも安心は禁物。食後2時間血糖値食事開始から2時間後の数値正常値:140mg/dL未満
境界型:140〜199mg/dL
糖尿病型:200mg/dL以上140mg/dLを超える場合は「食後過血糖」。血管内皮障害のリスクが急上昇する。ヘモグロビンA1c(HbA1c)過去1〜2ヶ月の平均血糖レベル正常域:5.6%未満
予備軍疑い:5.6〜6.4%
糖尿病域:6.5%以上平均値のため、鋭い山と谷を繰り返す血糖スパイク型患者では数値が低めに出る盲点がある。自覚症状(食後の眠気)食後30分〜2時間後の強烈な傾眠・疲労通常の生理現象では軽度のウトウト感程度意識が途切れるレベルの眠気は、血液検査の数値以上に雄弁な警告シグナルとなる。
小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。