ソーシャルリスニングツールを用いた定性調査を行うと、投稿エラーに見舞われたユーザーのリアルな行動パターンが浮かび上がってきます。都内でアパレルブランドの広報を担当する20代女性は、取材に対して次のように現場の混乱を語りました。
「新作コレクションの発表時刻である20時ジャストにリールと複数枚投稿をセットしたのですが、プログレスバーが途中でフリーズ。再起動してやり直しても『処理を完了できませんでした』と弾かれ、結局1時間以上遅延しました。社内では通信回線のトラブルを疑いましたが、他社のアカウントでも同時刻にカルーセル投稿の失敗が多発していたことが分かり、サーバー側の問題だと判明しました」
SNS上の生の声を集約すると、エラー発生時に多くの利用者が「通信状態の良い場所に移動する」「スマートフォンの機内モードをオン・オフする」といった初歩的なネットワーク確認を行っているものの、アプリ自体の内部データ破損に気づかず、何度も同じ投稿操作を繰り返して事態を悪化させるケースが目立ちます。特に複数枚投稿において、動画と静止画を混在させた投稿でのクラッシュ率は顕著であり、スマートフォンのメモリ(RAM)不足が複合的に作用している実態が浮き彫りになっています。