今年度の看護師国家試験の合格率は、新卒・既卒を合わせた全体で例年並みの90%前後を維持したものの、一般問題および状況設定問題の看護師国試のボーダーラインには特徴的な動きが見られました。
昨年の第114回看護師国家試験と比較すると、臨床判断能力を問う長文の状況設定問題や、多職種連携・地域包括ケアに関する出題が増加傾向にありました。大手予備校が提供する看護師国試の採点サービスの集計データでは「問題の長文化により読解スピードが求められ、体感的な看護師国試の難易度が上がった」との声が多数寄せられていましたが、結果として基礎的な知識を着実に積み上げてきた層が手堅く得点を伸ばし、ボーダーラインは堅調なラインで決着しました。