動物愛護の精神は尊いものですが、「里親になること」だけが唯一の正解ではありません。自身のライフスタイルや価値観と照らし合わせ、どちらを選択すべきか冷徹に自己診断することが、不幸な飼育放棄をゼロにする第一歩です。
保護犬の子犬受け入れに向いている人:
- 在宅勤務や家族の協力により、日中の留守番時間が極めて短い家庭(4時間以内が目安)
- 犬種や容姿、将来の体格(雑種の場合、20kg前後の大型犬に成長する可能性)に強いこだわりを持たず、個性を愛せる人
- 初動の医療費負担(3万〜6万円)を当然の責任として受け入れ、突発的な高額医療費に備える経済的余裕がある人
- 保護団体の立ち入り調査や飼育状況の定期報告を、犬を守るための正当なプロセスとして歓迎できる人
保護犬の子犬を避けるべき人(ペットショップ等の検討または飼育自体を見直すべき人):
- 「とにかくタダ、または安く犬を手に入れたい」という費用面が第一の動機になっている人
- トイプードル、チワワ、ポメラニアンなどの「純血小型犬の子犬」であることに執着している人
- 単身フルタイム勤務、または身近に緊急時の後見人(引き受け先)を確保できない60代以上の高齢世帯
- 他人にプライベートな飼育環境(間取り、家族構成、年収等)を審査されることに強いストレスを感じる人