インターネット上のレビューやSNS、掲示板に投稿されたリアルな利用者の声を精査すると、公式パンフレットには記載されない現場の実態が浮かび上がってきます。
足柄金太郎のふるさとに関する最大の関心事は、フードコート「ふるさとゴハン食堂」のメガ盛りグルメです。特にSNSで拡散され続けている相州牛海鮮丼について、実際の利用者は次のように語っています。
「朝10時半の券売機オープンに合わせて行かないと、限定の海鮮系は昼過ぎには完売のランプがつく。相州牛のローストビーフのサシの甘さと、小田原港直送のイクラ・マグロが重なるビジュアルは圧巻。ただ、価格も2,000円台後半と道の駅としてはかなり強気。家族4人でしっかり食べると1万円近く飛ぶので、大衆食堂というよりプチ贅沢な観光割烹感覚で行くべき」(30代男性・横浜市在住)
一方、第2位の道の駅清川については、ツーリングコミュニティからの支持が極めて強固です。
「ヤビツ峠や宮ヶ瀬湖畔を走るライダーにとって、清川は命綱。1階で売っている『恵水ポークのコロッケ』や手作り豚まんをテラスで頬張り、2階の畳スペースで足を伸ばして休める。大型観光バスが押し寄せる足柄に比べて、地元のおじいちゃんおばあちゃんが育てた朝採れ野菜を買いに来るのどかさがあり、精神的な疲れが取れるのは圧倒的にこっち」(40代バイク愛好家)
こうした生の声が示すのは、単なる設備の新旧ではなく、「非日常の刺激とグルメ」を求める層と、「静かな休息と地域コミュニティの温もり」を求める層の間で、評価軸が完全に分かれているという事実です。