いざ医療機関にかかろうとした際、多くの人が足の裏が熱い何科を受診すれば適切なのか迷い、受診を先送りにしてしまいます。症状の現れ方に応じた適切な診療科の選択マップは以下の通りです。
痺れ、ピリピリとした電撃痛、感覚の鈍麻がある場合は、迷わず神経内科(脳神経内科)を受診してください。末梢神経伝導速度検査などを通じ、神経線維そのものの変性や障害を精密に特定できます。
健康診断で耐糖能異常を指摘された経験がある方や、強い口渇・多尿・急激な体重変化を伴う場合は糖尿病内科・内分泌内科が最優先です。微小血管の閉塞による糖尿病性神経障害を早期に食い止めなければなりません。
40代〜50代の女性で、火照りとともにホットフラッシュ、月経周期の乱れ、イライラ、倦怠感などを併発している場合は婦人科が適しています。ホルモン補充療法(HRT)や当帰芍薬散・加味逍遙散などの漢方薬処方により、劇的に症状が寛解する例が多数報告されています。
全身の精密検査で明らかな器質的異常が見当たらないにもかかわらず、過度のストレスや不眠、不安感が強く熱感が続く場合は、心療内科・睡眠障害専門外来の受診が視野に入ります。自律神経失調症としての総合的なアプローチが有効です。