獣医師になるには?学費と偏差値の現実や社会人再受験の真相を徹底解説

獣医師になるには?学費と偏差値の現実や社会人再受験の真相を徹底解説

獣医師になるには?学費と偏差値の現実や社会人再受験の真相を徹底解説に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。

Q1:高校で文系を選択してしまった場合、獣医学部への進学は絶望的ですか?
A1:制度上は一般選抜で文系科目のみで受験できる大学は原則として存在しません。しかし、理系科目をゼロから独学または予備校で履修し直し、再受験で合格した例はあります。特に私立大学の一部では「英語・数学・理科(1科目選択)」で受験できる日程もあるため、数学と生物(または化学)を集中的に仕上げることでルートを切り開くことは可能です。ただし、最低でも1〜2年以上の集中的な学習計画が必須となります。

Q2:獣医師免許を持っていれば、動物園や水族館で働けますか?
A2:就職自体は可能ですが、採用枠は全国で毎年「若干名(数名程度)」という極めて狭き門です。多くの動物園獣医師は地方自治体の公務員採用試験(獣医職)に合格した上で配属されるか、公益財団法人等の個別採用を勝ち取る必要があります。倍率は時に数十倍に達し、欠員が出ない年は募集自体がないことも珍しくありません。

Q3:犬猫の臨床医と、公務員や産業動物獣医師ではどちらが待遇面で安定していますか?
A3:生活の安定性やワークライフバランスを重視するならば、地方公務員(家畜保健衛生所や行政職)が最も堅実です。退職金や公務員共済年金、育児休業などの制度が確立されています。産業動物(牛や豚など)の臨床は初任給から比較的手厚い待遇が提示されるケースが多いものの、早朝深夜の往診や分娩対応などハードな肉体労働が伴います。犬猫の小動物臨床は勤務医時代の待遇は抑えめですが、将来的に開業して成功した場合の収益的上限は最も高くなります。

Q4:私立大学の学費を奨学金だけで全額カバーして卒業することはできますか?
A4:日本学生支援機構(JASSO)の第一種・第二種奨学金の満額を借りたとしても、私立の6年間総額(約1,500万円)を全額賄うことは不可能です。地方自治体の修学資金貸与制度(月額10万〜20万円程度+返済免除条件)や各大学の特待生減免制度、国の教育ローンなどを複合的に組み合わせる必要があります。卒業後の返済額が過大になりすぎないよう、親族の援助を含めた事前の緻密な資金計画が不可欠です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。