矯正の抜歯跡は何ヶ月で埋まる?隙間が塞がらない理由と経過の真相

矯正の抜歯跡は何ヶ月で埋まる?隙間が塞がらない理由と経過の真相

矯正の抜歯跡は何ヶ月で埋まる?隙間が塞がらない理由と経過の真相についての真相をご紹介します。

抜歯を伴う矯正において、装置の選択は隙間閉鎖のプロセスとスピード感に直結します。現在主流である表側・裏側のワイヤー装置と、インビザラインに代表されるマウスピース型カスタムメイド矯正装置、そして近年のスタンダードとなったアンカースクリュー(一時的骨性固定源)の併用による差異をデータで整理しました。

項目・装置タイプ詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価ワイヤー矯正抜歯隙間閉鎖
(表側・裏側)・隙間閉鎖開始:4〜6ヶ月目〜
・移動速度:0.8〜1.0mm/月
・閉鎖完了:10〜14ヶ月総治療期間:2.0〜2.5年
治療費用:80万〜130万円剛性のあるワイヤーで歯体移動をコントロールしやすく、大きな抜歯スペースの閉鎖において最も予知性が高い確実な手法。インビザライン抜歯埋まるまで
(アライナー単独)・隙間閉鎖開始:最初期から配分可
・移動速度:0.3〜0.6mm/月
・閉鎖完了:14〜20ヶ月総治療期間:2.5〜3.0年
治療費用:90万〜120万円前歯の傾斜や奥歯の前傾が起きやすく、アライナーの装着時間(1日20〜22時間)の自己管理が結果を大きく左右する。アンカースクリュー抜歯矯正
(ワイヤー/アライナー併用)・隙間閉鎖開始:3〜5ヶ月目〜
・移動速度:0.9〜1.2mm/月
・閉鎖完了:8〜12ヶ月追加費用:1本あたり2万〜4万円
総期間を最大4〜6ヶ月短縮奥歯が前に引っ張られる「アンカーロス」を完全防止。前歯を最大限後退させたい難症例において極めて強力な選択肢。

近年では、アンカースクリュー抜歯矯正を併用することで、奥歯を前方にズレさせることなく、前歯群だけを一気に後方へ引き込むアプローチが普及しています。これにより、第一小臼歯抜歯矯正における治療期間の短縮と、目標とする口元ラインへのコントロール精度が格段に向上しました。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。