Q1:家庭用扇風機を買う場合、ACとDCのどちらがお得ですか?電気代で本体の価格差は元が取れますか?
A1:一般的な夏場(7〜9月、1日8時間程度)の使用環境であれば、電気代の削減額は年間数百円程度にとどまるため、5,000円〜15,000円前後の本体価格差を電気代だけで元を取ることは困難です。ただし、「就寝時に目が覚めない圧倒的な静かさ」や「だるくならない微小な風量」を求めるのであれば、価格差以上の快適性を確実に得られます。
Q2:DCモーターは寿命が短いという話を聞きますが、本当ですか?
A2:半分本当で、半分は誤解です。安価な「ブラシ付きDCモーター」は電極ブラシの摩耗により数千時間で寿命を迎えます。一方、現代の高級家電や産業機に使われる「ブラシレスDCモーター」は摩耗部品がなく極めて長寿命です。ただし、ACモーターと比べると内部のインバータ電子基板が熱や経年劣化で先に故障するケースがあり、過酷な環境下でのトータル耐久年数はシンプルなACモーターに軍配が上がることがあります。
Q3:ステッピングモーターやサーボモーターは、AC・DCと何が違うのですか?
A3:ステッピングモーターやサーボモーターは「制御の目的」に特化したモーターの分類です。通常のAC/DCモーターが「一定の速度で回り続けること」を主目的とするのに対し、ステッピングモーターやサーボモーターは「特定の角度でピタリと止める」「ミリ単位の位置決めを行う」ためのフィードバック制御やパルス制御機構を備えています。内部の電源方式としてはDC駆動が一般的です。