ネット上のレビューや口コミを分析すると、高評価が並ぶ一方で「泡クレンジングはメイクが落ちない」「小鼻のファンデが残ってしまった」というシビアな声が一定数見受けられます。手軽に使える便利なアイテムであるはずが、なぜこのような評価の分断が起きるのでしょうか。
最大の理由は、泡クレンジングの処方特性と普段のメイクの濃さにあります。泡タイプの多くは水分をベースに界面活性剤を微細に発泡させているため、クレンジングオイルのように強固な油膜を素早く溶かす力は控えめに設計されています。そのため、ウォータープルーフ仕様の下地や密着度の高いリキッドファンデーションを塗っている場合、泡を軽く滑らせるだけでは油分となじみきらず、すすぎ残しが発生してしまうのです。
また、ポンプから出た泡の水分量が多すぎたり、手肌が濡れた状態で使って洗浄成分が薄まってしまうケースも後を絶ちません。「泡をのせるだけで擦らず一瞬で落ちる」という過剰なイメージが先行した結果、必要ななじませ時間を取らずに洗い流してしまい、落とし残しを感じるユーザーが多いのが実情です。