ウスターソースの起源は19世紀初頭のイギリス・ウスターシャー州にさかのぼります。主婦が余った野菜や果実にスパイスと酢を加えて保存していたところ、長期間の放置によって発酵・熟成が進み、芳醇なソースが偶然生まれたと伝えられています。これを商品化したのが、現在も世界中で愛されているリーペリン(Lea & Perrins)ウスターソースです。
日本には明治時代初期に洋食文化とともに伝来しました。当初は独特の酸味や辛みが日本人の口に合いにくかったものの、国内メーカーが日本人の味覚に合わせて改良を重ねました。その代表格が1902年創業のブルドック ウスターソースです。洋食ブームとともにカツレツやフライ料理の定番として日本の食卓へ浸透していきました。