品質問題と並んでユーザーのフラストレーションを蓄積させたのが、恒常化していた発売延期です。フィギュア製造の多くを依存している中国工場の稼働制限、物流網の混乱、さらには厳格化された再検品プロセスなど、発売延期に至る理由は複合的なものでした。
発売予定月が3ヶ月〜半年以上後ろ倒しになるケースが常態化し、中には予約から発売までに2年近い歳月を要したタイトルも存在しました。発売延期自体はホビー業界において珍しいことではないものの、度重なる延期の末に届いた製品に前述の初期不良が見られたことで、「時間をかけたのに品質が伴っていない」というファンの不満が一気に爆発する構図となりました。