津波警報が発令された際、大阪の市街地で最も危険な行動は「車や徒歩で遠くの内陸へ逃げようとすること」です。道路の寸断や大渋滞に巻き込まれ、路上で津波に呑まれる最悪の事態を招きます。
そこで命を救う基本戦略となるのが、近くの強固な建物へ駆け上がる「垂直避難」です。
大阪府内の各自治体は、RC(鉄筋コンクリート)造またはSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造で耐震基準を満たした建物を「津波避難ビル」として指定しています。津波避難ビル大阪指定一覧は各区のホームページ等で公開されており、マンション、公共施設、オフィスビル、立体駐車場などが対象となっています。
- 避難の高さ基準:浸水想定が2メートル未満のエリアでは3階以上、浸水想定が2メートル〜5メートルのエリアでは4階以上へ避難する。
- 事前のルート確認:自宅や職場の最寄りにある指定ビルを最低3箇所把握し、夜間や悪天候でも迷わず行ける経路を確認しておく。
- 津波フラッグの周知:海辺や湾岸施設周辺にいる際は、音だけでなく視覚的に津波警報を伝える「津波フラッグ(赤と白の格子模様)」を見落とさない。