有料チャンネルだけでなく、視聴のハードルが低い無料BS各局の攻勢もまた、2026年の視聴者層拡大に決定的な役割を果たしました。なかでも2026年中国ドラマBS放送予定の枠組みにおいて、BS11とBS12 トゥエルビの2局はまさに熾烈な編成バトルを繰り広げていました。
まず、長年にわたりアジアドラマ枠を牽引してきたBS11中国ドラマ放送予定では、朝と夕方のベルト帯を中心に『白華の姫〜失われた記憶と3つの愛〜』や『明月記〜夢うつつの皇女〜』といった王道の宮廷ロマンスを連続投入。テンポの良い展開と胸キュン要素を巧みに織り交ぜ、主婦層を中心に熱狂的な支持を集めました。
対するBS12中国ドラマ放送予定は、より重厚かつスケール感のあるラインナップで勝負を仕掛けました。社会現象となったサスペンス時代劇『慶余年〜麒麟児、現る〜』や、本格武侠ファンタジー『将夜 冥王の子』など、男性層やミステリーファンをも巻き込む硬派な作品選定が光りました。
さらに見逃せないのが、NHKの中国ドラマBSプレミアム放送予定です。『コウラン伝 始皇帝の母』が日曜夜の大型海外ドラマ枠で全国放送され、字幕版のみならず豪華声優陣による日本語吹き替え版が制作されたことで、普段アジアドラマに馴染みのない幅広い一般層にまで中国時代劇の面白さが浸透しました。