セルフ式ガソリンスタンドに立ち寄った際、「給油も窓拭きも自分で行う店舗形態なのに、空気圧調整だけスタッフに頼むのはルール違反ではないか」と躊躇するドライバーは非常に多く見受けられます。給油レーンに店員の姿が見えない構造が心理的な障壁を生んでいる背景があります。
セルフスタンドであっても事務所内には危険物取扱者の資格を持つスタッフが常駐しており、セルフスタンド空気圧頼み方としてインターホンや計量機横の呼出ボタン、または事務所窓口で「タイヤの空気圧を見てもらえますか?」と声をかければ、快く代行・点検してくれるケースがほとんどです。セルフ給油のオペレーション監視が主業務ではあるものの、安全運行に関わるサポートは日常業務の一環として位置づけられています。
気になるコスト面について、ガソリンスタンド空気圧料金無料が国内スタンドにおける盤石なスタンダードとなっています。エネオス(ENEOS)や出光興産(apollostation)、コスモ石油といった主要元売系列のスタンドにおいて、通常の圧縮空気を補充する作業で費用を請求されることは原則ありません。エネオスタイヤ空気圧補充をはじめとする各社が無料対応を維持している背景には、ドライバーとの接点を作り、タイヤの摩耗状態やバッテリーの劣化などを目視確認して安全提案(および関連商品の販売機会)へ繋げるというサービスステーション側の経営戦略が存在します。
ただし、一般的な空気ではなく窒素ガス充填ガソリンスタンドを利用する場合や、一部のカー用品店・専門店で専用作業を依頼する場合は、初回充填で1台あたり1,000円〜2,000円前後の工賃が発生します。日常的な空気圧の補充点検であれば、手持ちの小銭を気にすることなく最寄りのスタンドへ立ち寄って問題ありません。