2026年6月、両国国技館で執り行われた「勢引退 春日山襲名披露大相撲」は、彼の温かい人徳を象徴する感動的な式典となりました。土俵上には各界の著名人、親方衆、関取衆、後援者ら約400人が鋏を入れに上がり、その一人ひとりに深々と頭を下げる姿が印象的でした。
師匠の伊勢ノ海親方(元幕内・北勝鬨)によって大銀杏が切り落とされると、館内からは万雷の拍手が湧き起こりました。断髪式の締めくくりには、代名詞であった美声で感謝のメッセージを披露する一幕もあり、国技館全体が温かい涙と笑顔に包まれました。
まげに別れを告げ、すっきりとしたスーツ姿で整髪された東口翔太は、「相撲界に恩返しをするため、礼儀正しく強い力士を育て上げる」と力強く誓いを立て、本格的な親方稼業へと踏み出しました。