カルロ・グローチェ論文不正の真相と現在|巨額助成金と失墜の軌跡

カルロ・グローチェ論文不正の真相と現在|巨額助成金と失墜の軌跡

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外部からの度重なる追及とメディア報道を受け、オハイオ州立大学は第三者専門家を含む調査委員会を設置し、計1,000ページを超える膨大な内部調査報告書を取りまとめました。その結果、グローチェ氏の研究室に所属する複数の主要研究者による明白な研究不正行為(Scientific Misconduct)が認定され、グローチェ氏本人についても「研究室の監督責任を著しく怠り、杜撰なデータ管理を容認していた」と厳しく断罪されました。

この調査結果を受けて、主要学術出版社は相次いで論文の処分に踏み切りました。グローチェ氏が共著者または責任著者を務めた論文のうち、撤回(Retraction)された論文は15本以上に達し、データの修正(Correction)や懸念表明(Expression of Concern)が出された論文は30本を超えています。

検証項目カルロ・グローチェ研究室の実態学術界の標準規範専門家・調査委員会の評価撤回論文数15本以上撤回(訂正・懸念表明30本超)生涯で0本が一般的(極めて異例)研究責任者としての資質欠如指摘された不正手口ウェスタンブロット画像の切り貼り、複製、反転流用生データの完全保存・一次データ照合組織的かつ常態化したデータ操作獲得研究資金規模累計1億ドル(約150億円)以上大学トップクラスのメガグラント資金力ゆえに大学の自浄作用が遅延名誉毀損訴訟の結果米紙ニューヨーク・タイムズや告発者に対し全面敗訴言論・科学的批判の保護(米憲法修正第1条)正当な報道・告発であると司法が認定
松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。