外部からの度重なる追及とメディア報道を受け、オハイオ州立大学は第三者専門家を含む調査委員会を設置し、計1,000ページを超える膨大な内部調査報告書を取りまとめました。その結果、グローチェ氏の研究室に所属する複数の主要研究者による明白な研究不正行為(Scientific Misconduct)が認定され、グローチェ氏本人についても「研究室の監督責任を著しく怠り、杜撰なデータ管理を容認していた」と厳しく断罪されました。
この調査結果を受けて、主要学術出版社は相次いで論文の処分に踏み切りました。グローチェ氏が共著者または責任著者を務めた論文のうち、撤回(Retraction)された論文は15本以上に達し、データの修正(Correction)や懸念表明(Expression of Concern)が出された論文は30本を超えています。