北園高校を目指す受検生が真っ先に知るべき結論は、同校には指定制服が一切存在しないという事実です。1970年前後の学園紛争期から育まれた生徒自治の精神が息づいており、日々の登校スタイルは北園高校の私服通学が基本形となっています。
学校側が定めているのは、公式行事や冠婚葬祭での着用を想定した「標準服」という概念です。ただし、私立高校のように特定のブレザーやスラックスを一括購入させる強制力はありません。一般的な紺や黒のブレザー、スラックス、スカートなど、清楚な式典用スタイルを各家庭が任意で用意することを指します。
このため、日々のキャンパスにはパーカーやTシャツ、デニム、スウェットといったカジュアルウェアから、ブレザーを基調としたトラッドな装いまで、多彩なコーディネートが混在しています。毎朝の服選びが個人の判断に委ねられている点こそ、北園高校を象徴する日常風景です。