ヒーロー像から一転、親しみやすい「野菜作りの名手」としての顔を確立したのが、NHKの長寿番組『趣味の園芸 やさいの時間』だ。土に触れ、作物の生長を心から喜ぶ無邪気で真摯な姿は、幅広い層の視聴者に癒やしを与えている。単なる仕事としてではなく、プライベートでも家庭菜園に没頭する彼の情熱が画面越しにそのまま伝わってくる。
一方、各局のバラエティ番組へ出演した際に見せるレスポンスの早さと絶妙なセルフプロデュース力も一目置かれている。過酷なロケにも笑顔で挑み、共演者を立てながら現場の空気を瞬時に明るくする機転の良さは、制作者側からも絶大な信頼を獲得している理由だ。教養番組からバラエティ番組まで、ジャンルを軽やかに飛び越える彼のマルチぶりは増す一方である。