入力欄のバックスペースをいくら叩いても、予測変換候補から特定の言葉が消えないことには明確な理由がある。多くの人が予測変換が消えない理由として見落としがちなのが、「キーボードの学習メモリ」「アプリの検索履歴」「ユーザー辞書」の3つが別々に機能している点だ。
キーボードアプリは、ユーザーが確定した言葉の組み合わせや頻度を内部データとして蓄積する。文字入力時にポップアップする予測変換は、この学習領域から呼び出されているため、画面上の文字を消去しても学習データそのものを初期化しない限り再び表示されてしまう。
さらに、SafariやGoogle検索、LINEなどのアプリ側が保持する検索ログが入力補助として現れているケースも多い。問題の単語が「キーボードが覚えたもの」なのか「アプリが記憶している検索履歴」なのかを切り分け、適切な箇所から消去することがトラブル解決の第一歩となる。