物語の舞台となる私立豪林館学園高校は、ダイバーシティ宣言を掲げた校長・寺尾綴(いとうせいこう)の肝いりで、ゲイバーを営んでいた原田のぶお(古田新太)を2年3組の担任として迎え入れます。当初、職員室や生徒たちは異様な風貌と歯に衣着せぬ物言いに激しい拒絶反応を示しますが、原田のぶおの打算のない本気の指導によって、次第に心を開いていきます。
教員陣には、規律を重んじる生活指導担当の長井あゆみ(松下奈緒)、世界史教師で原田のよき理解者となっていく里見萌の担任・里見萌(白石麻衣)、数学教師の矢野伸也(小市慢太郎)など、実力派が勢揃い。そして、ドラマの核となったのが、複雑な事情を抱える2年3組の生徒たちでした。
クラスの中心人物として君臨していたのが、圧倒的な存在感を放つ3人の男子生徒です。大人への不信感を募らせ、原田を執拗に追い詰めようとするリーダー格の明智秀一(永瀬廉)、明智の幼馴染でありながらその暴走に苦悩する東条一茶(道枝駿佑)、そして過去のトラウマから常にマスクで顔を隠し、教室の隅で息を潜めていた若林優馬(長尾謙杜)。この3人を中心とした人間関係の摩擦と修復が、物語の大きな原動力となりました。
さらに女子生徒陣も、クラスのおしゃれリーダー・川崎沙織(髙橋ひかる)や、芯の強さを見せる今泉茜(竹内愛紗)、堀江ももこ(箭内夢菜)など、次世代を担う若手女優陣が脇を固め、教室内のリアルなスクールカーストと友情を鮮烈に描き出しました。