「SNSをやめると友達が減るのではないか」という不安を口にする人は多い。しかし、実際にアカウントを消した人々の多くは「人間関係の質が劇的に上がった」と口を揃える。
タイムライン上で交わされる無数の「いいね」や薄っぺらいコメントのやり取りは、一時の寂しさを紛らわせるかもしれないが、深い孤独感を癒やすことはない。義理で繋がっていた数百人のフォロワーとの関係を整理した後に残るの、直接会って話をしたいと思える数人の友人だけだ。お互いの近況をネット経由でリアルタイム追跡しないからこそ、たまに会ったときの会話は弾み、相手の存在を新鮮に愛おしく感じることができる。関係の「量」を捨てて「質」を取る選択が、人生の豊かさを支えている。