ネット上のトレーニング掲示板やSNSでは、「ペックフライマシンは高重量を扱ってナンボ」「シート位置は一番下で胸を張るのが正義」といった誤った言説が散見されます。しかし、これらの極端なアプローチは関節障害を招く危険な誤解です。
ペックフライは単関節種目(アイソレーション種目)であり、関節を複数使うプレス種目とは根本的な役割が異なります。重量設定の目安としては、「男性なら体重の約30〜40%、女性なら体重の15〜25%」からスタートし、反動を使わずにコントロールできる負荷を見極める必要があります。
また、筋肥大 適切なrep数に関しては、8回以下で限界が来る高重量よりも、「10回〜15回×3セット」のレンジでターゲット筋の緊張時間(Time Under Tension: TUT)を長く確保する設定が、筋肥大および筋膜への刺激として最も効率的であることが運動生理学の知見でも裏付けられています。