日本全国のファン投票や音楽ストリーミングサービスの再生データ、カラオケ歌唱ランキングでも長年上位に君臨し続ける屈指の名曲を解説します。
第1位:『君をのせて』(天空の城ラピュタ)
映画本編の劇伴(BGM)を手掛けた久石譲氏のメロディに、宮崎駿監督自らが作詞した不朽の名作です。哀愁を帯びた旋律と、地平線へと向かう冒険の叙情詩は、学校教育の合唱曲としても選ばれ続けています。ジブリ音楽の原点にして最高峰の支持を誇ります。
第2位:『いつも何度でも』(千と千尋の神隠し)
木村弓氏の澄み切った歌声と竪琴(ライアー)の静謐な音色が印象的な楽曲です。作詞家・覚和歌子氏による言葉は、人生の喪失と再生、目に見えない大切な価値観を優しく肯定し、国内外のリスナーの琴線に触れ続けています。
第3位:『もののけ姫』(もののけ姫)
カウンターテナーの米良美一氏による幽玄な歌唱が、神々と人間の激しい相克を描いた大作の世界観を決定づけました。オーケストラサウンドと古典的な声楽様式が融合した、日本映画音楽の記念碑的作品です。
第4位:『カントリー・ロード』(耳をすませば)
故・近藤喜文監督の瑞々しい演出とともに、青春の迷いと前進を描いた名曲です。主人公・月島雫役を務めた本名陽子氏の飾らない歌声が、多くの観客自身の青春体験とシンクロしました。
第5位:『地球儀』(君たちはどう生きるか)
米津玄師氏が宮崎駿監督の背中を見つめ続け、自身の原点と未来への決意を紡ぎ出した楽曲です。映画の公開とともに世界的な反響を呼び、現代のジブリ音楽を代表する重要曲となっています。