結膜下出血そのものは良性疾患ですが、「本当にただの結膜下出血か」を見極めるスクリーニングが不可欠です。受診の優先順位を判断する明確な基準を示します。
一刻も早く眼科を受診すべき「危険な兆候」
- 眼球にボールが当たった、尖ったものが刺さった、激しい外傷の後に赤くなった(強膜破裂や眼球破裂の除外が必要)
- 激しい目の痛みや頭痛、吐き気を伴っている
- 視界がかすむ、急激に見えづらくなった、光の周りに虹が見える
- 目やにが大量に出て、目が開けられない
- 赤みが黒目の表面(角膜)にまで及んでいる
様子見でよいケースと受診先の選び方
「痛みも痒みもなく、視力も普段通りで、単に白目の一部が赤いだけ」であり、過去に頻発した経験がないのであれば、過度に恐れる必要はありません。刺激を避け、安静にして数日間の経過を観察してください。
ただし、「月に何度も繰り返す」「両目同時に広範囲で出血した」「皮下出血(身に覚えのない青あざ)や歯茎からの出血が頻発している」という場合は、まず眼科で眼底出血などの合併がないかを確認した上で、一般内科や循環器内科を受診し、血圧測定や血液検査(血小板数・凝固機能検査)を受けるのが確実な手順です。