100円ショップの食品コーナーで切り餅を見かけると、「たった100円(税込108円)で買えるならスーパーより圧倒的に安いのではないか」と感じるのが自然な心理です。しかし、商品パッケージに記載された内容量とグラム単価を細かく計算してみると、店舗形態ごとの明確な価格差が浮き彫りになります。
スーパーで販売されている標準的な大袋(1kg入り)は、2026年現在の相場でおよそ700円〜900円前後(100gあたり約70〜90円)で推移しています。これに対し、100均で扱われている切り餅は1パックあたり100g〜150g(2〜3個入り)で108円(税込)となっており、100gあたりの単価に換算すると約72円〜108円となります。
つまり、「純粋なグラム単価」だけで見ればスーパーの大袋とほぼ互角か、ややスーパーに軍配が上がります。しかし、1人〜2人暮らし世帯で1kgの大袋を買った結果、1月中旬以降に消費が追いつかず賞味期限切れやカビで廃棄してしまうケースを考慮すると、「108円で必要な分だけ使い切る」100均の切り餅は、実質的なコストパフォーマンスにおいて非常に優秀といえます。