昭和の名作を平成の世に蘇らせた『燃えろ!!ロボコン』において、ヒロインの座を射止めたのが当時13歳の加藤夏希さんでした。秋田県出身の彼女にとって、本作がまさに本格的な女優デビュー作となりました。
オーディション会場に入ってきた瞬間、審査員全員が「圧倒的な透明感と日本人離れしたプロポーション」に息を呑んだという逸話が残っています。シルバーとホワイトを基調にした近未来的なロビンちゃん衣装を見事に着こなし、日曜朝のテレビ画面に登場した瞬間から、子供たちのみならずティーン層や大人の特撮ファンからも「信じられない美少女がいる」と熱狂的な支持を集めました。
デビュー以降の加藤夏希さんは、ファッション誌『JJ』などの専属モデルとしてトップクラスの人気を獲得。さらに、当時はまだ珍しかった「女性芸能人のガチなアニメ・特撮オタク」という個性を堂々と開花させ、サブカルチャーとポップカルチャーの架け橋となるパイオニア的存在として独自の地位を確立しました。
現在の加藤夏希さんは、複数の子供を育てる母親としての顔を持ちながら、ママタレントやファッションプロデュース、情報番組のコメンテーターとして活躍。SNSでの飾らない等身大のライフスタイル発信は同世代女性から絶大な支持を集めており、10代前半で特撮ヒロインとして脚光を浴びてから現在に至るまで、芸能界の第一線で息の長い活動を継続しています。