近年、SNSやメディアを大きく賑わせた2大注目作といえば、西島秀俊と中村倫也のダブル主演で重厚な社会派ドラマを描いた『仮面ライダーBLACK SUN』(白石和彌監督)と、社会現象を巻き起こした庵野秀明監督による映画『シン・仮面ライダー』です。これらを目当てにNetflixへ加入しようとするライト層が後を絶ちませんが、ここにも大きな落とし穴が存在します。
映像配信市場の版権契約における実態は以下の通りです:
1. 『仮面ライダーBLACK SUN』はAmazon Prime Videoの単独独占配信
制作段階からAmazonスタジオが主導的なパートナーシップを結んでおり、Prime Videoのオリジナル作品として世界展開されています。そのため、今後もNetflixなどの競合プラットフォームへ提供される可能性は極めて低い構造です。
2. 『シン・仮面ライダー』もPrime Videoが最速独占配信権を獲得
劇場公開後のSVOD(定額制見放題)展開において、Amazonが包括的な独占契約を締結しました。パッケージ販売やTV放送、ごく一部の都度課金(TVOD)レンタルを除き、定額サブスクで鑑賞できる窓口は限定されています。
3. 冬・夏の劇場版『仮面ライダー』映画の配信窓口
歴代のクロスオーバー映画や単独劇場版についても、Netflixでの取り扱いはありません。劇場公開から半年〜1年後に見放題へ追加される主要先は、東映直営サービスや特撮に強い専門プラットフォームに限られています。