鞆の浦観光2026年完全攻略|ポニョ聖地と絶景モデルコースの極意

鞆の浦観光2026年完全攻略|ポニョ聖地と絶景モデルコースの極意

鞆の浦観光2026年完全攻略|ポニョ聖地と絶景モデルコースの極意の主要なニュースをコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

鞆の浦を語る上で欠かせないのが、アニメーション映画『崖の上のポニョ』の舞台モデルとしての側面と、坂本龍馬にまつわる幕末の歴史です。

スタジオジブリ・宮崎駿監督が逗留した港町の空気感

宮崎駿監督は2005年、スタジオジブリの社員旅行を機に鞆の浦の景観に惚れ込み、自ら町内の民家を借りて約2か月間にわたり長期滞在しました。監督が毎日スケッチブックを抱えて歩いた港や崖沿いの小道、海を見下ろす高台の家並みは、映画の至る所に投影されています。

ファンの間で有名な「宗介の家」を想起させる高台からのパノラマや、昔ながらの木造船が係留された船溜まり、赤い屋根が密集するレトロな町並みは、まさに作品世界そのものです。観光案内所等で配布されている聖地巡礼マップを手に歩くと、名もなき路地角の地蔵堂や井戸、石垣の一つひとつに、スタジオジブリ作品が放つ懐かしさの源泉を見出すことができます。

幕末史を揺るがした「いろは丸沈没事件」の緊迫感を追う

慶応3年(1867年)、坂本龍馬率いる海援隊が運用していた蒸気船「いろは丸」は、鞆の浦沖で紀州藩の大型軍艦「明光丸」と衝突し、沈没しました。龍馬たちは鞆の浦へ上陸し、廻船問屋の桝屋清右衛門宅(現:さかもと龍馬宿泊跡)に潜伏しながら、鞆の浦の寺院「円福寺」などで紀州藩側と熾烈な賠償交渉を行いました。

坂本龍馬 いろは丸展示館では、近年の潜水調査で引き揚げられた実物遺物や龍馬直筆の書簡写し、当時の状況を再現したジオラマが展示されており、日本の近代化前夜に起きた緊迫した人間ドラマを肌で体感できます。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。