では、実際に『ドレスコード』での彼女はどう評価されているのか。ライブ現場の観察やSNSの投稿を追うと、STU48時代とは明らかに異なる評価軸で見られていることがわかる。
まず、MCやステージ上での振る舞いが格段に積極的になった。STU48時代はどちらかというと「控えめで、時々ぽつりと面白いことを言う」タイプだったが、現在はリーダーとしてメンバーを仕切り、客席を煽る場面も多い。これは単なるキャラ変ではなく、「自分がグループを引っ張る」という自覚の表れだろう。
また、SNSの発信頻度も増えた。Xの個人アカウントでは、ライブの告知やリハーサル風景、日常の何気ない投稿がほぼ毎日更新されている。フォロワー数は2026年時点で決して多くはないが、コメントへの返信や「いいね」の頻度が高く、既存ファンからの信頼は厚い。
一方で、地下アイドルシーン特有の課題も見える。『ドレスコード』自体がまだ結成から2年弱の若いグループであり、動員数や物販売上は「これから」という段階だ。STU48のような全国規模のメディア露出はなく、ライブハウス中心の活動が続く。ここを「物足りない」と感じるか、「距離が近くて良い」と感じるかで、ファンの評価は分かれる。