道枝駿佑のキャリアを語る上で欠かせないのが、アジア圏における驚異的な人気です。その起爆剤となったのが、2026年に公開された初単独主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても(通称:セカコイ)』でした。
韓国国内での興行収入は異例の数値を叩き出し、観客動員数は110万人を突破。日本の実写映画としては2000年代以降で歴代屈指のメガヒットを記録しました。現地では「狂いそう・おかしくなりそう」を意味する韓国語「ミチゲッタ」と「道枝」を掛け合わせた造語「ミチゲッタシュンスケ」という流行語が誕生し、空港や舞台挨拶には数千人規模のファンが殺到する社会現象となりました。
なぜここまで韓国をはじめとする海外ファンの心を掴んだのか。韓国のカルチャー評論筋やエンタメ記者は、「90年代の岩井俊二監督作品『Love Letter』を彷彿とさせる、失われつつある純愛のノスタルジーと、道枝駿佑が持つ圧倒的な少年の儚さが見事に合致した結果」と分析しています。2026年の日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』への出演など、アジアを舞台にした展開を着実に成功させています。