ミセス「ノアの方舟」セトリ徹底解説!日替わり曲と演出の真相

ミセス「ノアの方舟」セトリ徹底解説!日替わり曲と演出の真相

ミセス「ノアの方舟」セトリ徹底解説!日替わり曲と演出の真相に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。

このアリーナツアーを語る上で欠かせないのが、直後に埼玉・ベルーナドームで開催された初のドームライブ『DOME LIVE 2023 “Atlantis”』との連動性です。ネット上でもノアの方舟とアトランティス セトリの違いについて多くの考察が交わされました。

二部作として構想されたこのプロジェクトにおいて、「ノアの方舟」は文字通り“救済と出航”を意味し、観客を乗せて荒海を渡る旅路でした。これに対し「アトランティス」は、“深海・海底都市への到達と祝祭”を描いています。この明確なストーリーの違いは選曲にも色濃く反映されていました。

方舟が「Viking」で重厚に幕を開けたのに対し、アトランティスでは「Opening」から海底の神殿を想起させる神秘的な導入を採用。「Loneliness」や「鯨の唄」といった深海や孤高を感じさせる楽曲の配置順を変えることで、同じ楽曲群でありながら全く異なる情景を立ち上がらせたのです。方舟が「嵐を耐え忍び前進する人間の泥臭い意志」であったとすれば、アトランティスは「たどり着いた理想郷での解放と歓喜」。この2つのセトリを並べて聴き比べることで、大森元貴が描いた壮大な音楽的サーガの全貌が浮かび上がります。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。