近くに店舗がない地域に住むファンや、深夜に突如としてすた丼の発作に襲われた自炊派の間で研究され続けているのが、伝説のすた丼 タレ再現レシピです。編集部が厨房の調理風景と味覚の構成要素を徹底検証した結果導き出した、家庭のフライパンで極限まで本物に近づけるための黄金比率を公開します。
【すた丼再現ダレの黄金比(1人前)】
- 濃口醤油:大さじ2
- みりん:小さじ1
- 料理酒:小さじ1
- すりおろし生にんにく:2〜3片分(チューブではなく生のすりおろしが必須)
- 中華スープの素(ウェイパーや創味シャンタン等):小さじ1/3
- ごま油:小さじ1
- すりおろしりんご(または砂糖):ほんの少々(角を取り熟成感を出す隠し味)
調理における最大の秘訣は「肉の炒め方」にあります。家庭用コンロは店舗の中華バーナーに比べて火力が弱いため、決して一度に大量の肉を炒めてはいけません。1人前ずつ、豚バラ薄切り肉(約120〜150g)を強火で熱したフライパンに広げ、表面に焦げ目がつく程度まで短時間で焼き上げます。余分に出た豚の脂をペーパーで軽く吸い取った直後、長ネギの斜め切りを投入。火を止める寸前に合わせ調味料を一気に回しかけ、ジュワッと焦がしながら5秒間激しくあおって完成です。炊きたての白米の上に刻み海苔を敷き、その上へ豪快に盛り付けて中央に卵黄を落とせば、自宅のリビングがあの熱気あふれる空間へと早変わりします。