福田充徳は1975年8月11日生まれ、京都府京都市左京区出身。相方の徳井義実とは実家が徒歩数分の距離にあり、幼稚園から小・中・高・大学(予備校含む)までほぼ同じ生活圏で育ちました。吉本興業の養成所(NSC)出身者が大半を占めるお笑い界において、2人はNSCを経由せず、オーディションを経て吉本入りを果たした異色の経歴を持ちます。
花園大学文学部仏教学科を卒業後、一度は一般企業への就職を考えていた福田ですが、当時すでに別のコンビで活動していた徳井を誘う形で、1998年にチュートリアルを結成。ここから2人の快進撃が始まりました。
チュートリアルの名を全国区へ押し上げた最大の契機が、2006年の「チュートリアルM-1グランプリ優勝」です。徳井が演じる常軌を逸した妄想キャラに対し、福田が卓越したボキャブラリーと絶妙な間合いで突っ込む「妄想漫才」は会場を爆笑の渦に巻き込みました。最終決戦では、審査員7名全員がチュートリアルに投票するという大会史上初の「満票完全優勝」を記録。名実ともにお笑い界の頂点へと上り詰めた瞬間でした。
ブレイク当初、ルックスの良さから徳井ばかりがメディアで注目され、福田は「じゃない方芸人」と揶揄されることも少なくありませんでした。しかし、現場の舞台袖で見守る芸人仲間や番組プロデューサーたちは、福田の台本構成力と、暴走する徳井を的確に現実に引き戻すツッコミの腕前を高く評価し続けていました。